運用レポート
今回は2020年6月末における運用レポートです。
主な出来事
コロナショックにより大きな混乱があった2019年第4四半期でしたが、今回の2020年第1四半期は、引き続き新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るう一方で、市場としては右肩上がりの推移となりました。
S&P500 | 始値 | 終値 | 高値 | 安値 | 値幅 |
---|---|---|---|---|---|
日付 | 4/1 | 6/30 | 6/8 | 4/1 | – |
値 | 2488.12 | 3100.29 | 3233.13 | 2447.49 | – |
上昇率 | – | +24.60% | +29.94% | -1.63% | 31.58% |
期間中の上昇率は+24.60%、値幅は31.38%でした。
上昇基調とはいえ、引き続き動きの大きい四半期となっています。
アセットアロケーション
資産クラス | 全体構成率 | 全体構成増減率 | 資産別増減率 |
---|---|---|---|
現金 | 34.53% | -0.83% | +28.32% |
国内株式 | 14.59% | -0.45% | +27.48% |
先進国株式 | 49.13% | -0.25% | +30.72% |
新興国株式 | 0% | 0% | 0% |
国内債券 | 0% | 0% | 0% |
先進国債券 | 1.52% | +1.52% | +1.52% |
新興国債券 | 0% | 0% | 0% |
その他 | 0.24% | +0.01% | +39.71% |
合計 | – | – | +31.40% |
2019年3月末に比べ、総資産は+31.40%となりました。
米国株を主力とする先進国株が大きく戻したことで、全体としても大きく値を戻すこととなりました。
また、現金についても期間中に財形からの定期取り崩しと夏のボーナスが入ったことにより、残高が大きく増えています。
直近の投資アクションについて
昨期に引き続き国内株の買い増しを多少行っていますが、今期は基本的な資産構成をさほど変えていません。
今期から、安全資産を確保する観点で、先進国債券に分類されるBNDの積立をはじめています。毎月の積立投資額に占める割合としては今のところ10%程度ですが、為替動向も見ながらコントロールしていこうと思います。
債券資産は安定性の観点から、現金に準ずるものととらえていますが、株式の下落時には債権からの追加投資を含め、柔軟に活用していこうと思います。
まとめ
昨期はコロナショックの真っ只中であったことから、全体として資産がマイナスとなりましたが、今期はそれをリカバリする大きなプラスがありました。
金融市場としてはコロナショックから回復しつつあるように見えますが、依然として不安定さがあることと、第2波第3波の懸念も未だ残り続けていることから、引き続き現金重視のスタンスで資産コントロールを続けていこうと思います。
次回は2020年9月分のレポートを予定しています。