金融リテラシークイズ2019(問題編)

お金を適切に使うスキルとして、近年 “金融リテラシー” に注目が集まっていますが、皆さんは自分の金融リテラシーをどのように捉えているでしょうか。

金融庁が啓蒙・調査のために実施している金融リテラシー調査の設問を元に、実際に金融リテラシークイズに挑戦してみましょう。

金融リテラシー調査

今回出題する設問は、2019年に金融広報中央委員会(知るぽると)によって実施された「金融リテラシー調査 2019年」に基づいています。

この、金融リテラシー調査は2016年に初めて実施され、2019年で2回目の実施となりました。
調査の連続性の観点で2016年調査と同様の問題も多数設けられていますが、時流に合わせて暗号資産などの設問もアンケートとして盛り込まれていました。

金融リテラシー調査は金融庁が作成した金融リテラシー・マップにおける知識分野、知識水準に基づいて設問が設計されています。
金融リテラシー・マップについてはこちらも併せてご覧ください。

今回はそのうち、解答基準が明確な選択式の正誤問題について取り上げます。

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金融リテラシークイズ

それでは、実際に金融リテラシークイズに挑戦してみましょう。時間制限なし、全25問の選択式です。

家計の行動に関する次の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか。
家計管理やクレジットカードに関する次の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか。
太郎と花子は同い年です。花子は25歳の時に年10万円の預金を始め、その後も毎年10万円の預金を続けました。一方、太郎は25歳の時には預金をせず、50歳の時に年20万円の預金を始めました。二人が75歳になったとき、どちらの預金残高が多いでしょうか。
一般に「人生の3大費用」といえば、何を指すでしょうか。
契約を行う際の対応として、適切でないものはどれでしょうか。
金融トラブルに巻き込まれないための行動として、適切でないものはどれでしょうか。
インターネット取引において、適切でないものはどれでしょうか。
100万円を年率2%の利息がつく預金口座に預け入れました。それ以外、この口座への入金や出金がなかった場合、1年後、口座の残高はいくらになっているでしょうか。利息にかかる税金は考慮しないでご回答ください。
では、5年後には口座の残高はいくらになっているでしょうか。利息にかかる税金は考慮しないでご回答ください。
インフレ率が2%で、普通預金口座であなたが受け取る利息が1%なら、1年後にこの口座のお金を使ってどれくらいの物を購入することができると思いますか。
高インフレの時には、生活に使うものやサービスの値段全般が急速に上昇する
金利が上がったら、通常、債券価格はどうなるでしょうか。
金利が上がっていくときに、資金の運用(預金等)、借入れについて適切な対応はどれでしょうか。
保険の基本的な働きに関する次の記述のうち、適切なものはどれでしょうか。
子供が独立した50歳の男性が生命保険(終身保険)を見直す場合、適切なものはどれでしょうか。他の事情に変化はないものとします。
保険に関する以下の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか。
住宅ローンを組む場合、返済期間が15年の場合と30年の場合を比較すると、通常、15年の方が月々の支払い額は多くなるが、支払う金利の総額は少なくなる。
住宅ローンに関する以下の記述のうち、適切なものを選択してください。
10万円の借入れがあり、借入金利は複利で年率20%です。返済をしないと、この金利では、何年で残高は倍になるでしょうか。
平均以上の高いリターンのある投資には、平均以上の高いリスクがあるものだ。
1社の株を買うことは、通常、株式投資信託を買うよりも安全な投資である。
預金保険制度で1千万円まで保護される預金の種類に関する次の記述のうち、適切なものはどれでしょうか。
聞いたことがない金融商品を購入するかどうかを判断する際の行動や考え方として、適切でないものはどれでしょうか。
複雑な仕組みの金融商品の購入を検討するにあたって、適切な対応はどれでしょうか。
金融商品の契約についてトラブルが発生した際に利用する相談窓口や制度として、適切でないものはどれでしょうか。
金融リテラシークイズ
あなたの得点は {{maxScore}} 点中、 {{userScore}} 点でした!
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まとめ

クイズの結果はいかがでしたでしょうか。

全25問でしたので、全体で20問程度正解できていれば、日常生活でそこまで困ることはないと言えるでしょう。
全問正解に向けたハードルはおそらく金利やインフレなどの理解を、実際のお金イベントに応用して回答する部分だと思いますが、時間をかければ理解はできると思いますので、外した部分については今後注意してじっくり考えてみてください。

実際の金融リテラシー調査 2019年の結果を見てみると、平均点は56.6点(約14問)となっていますが、30代までは全体より顕著に成績が悪く、年齢とともに正答率が上がっていく様子が見て取れます。

金融リテラシー調査 2019年 p.13(知るぽると) より

出題された設問は金融リテラシー・マップの分類同様、大まかに「家計管理」「生活設計」「金融知識」「外部の知見活用」など、広く金融リテラシーを問うものとなっています。
分野別としてはやはり学問的な内容に近くなる金融知識の部分の得点が低い傾向にあるようです。

各設問の解説や調査結果における傾向については次回の解説編でまとめていますので、不正解設問などが気になる方はこちらも併せてご覧ください。

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参考情報

詳しくは次回に紹介しますが、金融リテラシー調査レポートがこちらです。

端的にまとまったPDFに加え、様々な角度から分析を行った統計表が公開されています。