資産運用レポート: 2020/09

運用レポート

今回は2020年9月末における運用レポートです。

主な出来事

今回の2020年第2四半期は、コロナショックからの大幅な回復を遂げた好調な市況を引き継ぎ、全体で右肩上がりの推移となりました。9/2に一旦のピークであるS&P500 3600ポイント付近をつけましたが、その後調整に入り3350ポイント付近の着地となっています。

この間、製薬各社による新型コロナウイルスのワクチン治験進捗が徐々に聞こえ始めている一方で、インドがブラジルを抜き世界2位の感染者数となったことや、欧州を中心に第2波の様相を呈し、再びロックダウンの機運が高まるなど、好調な市況に反して依然として世界は新型コロナウイルスの脅威に晒され続けている状態でした。

S&P500始値終値高値安値値幅
日付7/19/309/27/1
3115.863363.003588.113101.17
上昇率+7.93%+15.16%-0.47%15.63%

期間中の上昇率は+7.93%値幅は15.63%でした。

アセットアロケーション

2020年9月(左)と2020年6月(右)のポートフォリオ
資産クラス全体構成率全体構成増減率資産別増減率
現金24.48%-10.04%-23.29%
国内株式17.32%+2.73%+28.43%
先進国株式54.13%+5.00%+19.18%
新興国株式0%0%0%
国内債券0%0%0%
先進国債券3.80%+2.29%171.03%
新興国債券0%0%0%
その他0.27%+0.03%+22.71%
合計+8.18%

2020年6月末に比べ、総資産は+8.18%となりました。
好調な市況を受け、各種リスク資産の伸びも順調なものとなっています。

債券や株式に投資した他、プライベートでの大きな買い物があり、第1四半期で大きく増えた現金ポジションを大きく減らす結果となりました。

直近の投資アクションについて

円グラフを見て直感的に分かる通り、現金ポジションの変動がよくわかります。

最終的な変動に対しては、プライベートの買い物でそれなりにインパクトがあったのですが、総論としては為替を見ながら意識的に債券投資を行っていたことに加え、監視銘柄の動向を見つつ追加投資していたことが少し過熱気味だったように思います。ここは少し反省ですね。

次の四半期ではキャッシュポジションの確保に努めたいと思います。

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まとめ

改めて、前回レポートのコメントをみると、

昨期はコロナショックの真っ只中であったことから、全体として資産がマイナスとなりましたが、今期はそれをリカバリする大きなプラスがありました。

金融市場としてはコロナショックから回復しつつあるように見えますが、依然として不安定さがあることと、第2波第3波の懸念も未だ残り続けていることから、引き続き現金重視のスタンスで資産コントロールを続けていこうと思います。

資産運用レポート:2020/06 より

という立派なことを言っていますが、今回のレポートを見る限りは見事にそれを守れていないことがわかります。

確かにこの四半期はこうした懸念に反し、2月/3月以上の混乱に陥るような第2波第3波には至っていませんし、それを映すかのように好調な市況の中にあったのかもしれません。
が、そうした3ヶ月に満たない市況を見てどうこうというものではないため、やはり目先の市況で追加投資をしている点について、十分反省すべきところがありそうです。

次回は2020年12月分のレポートを予定しています。

前回レポート

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